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オーストラリア研修 その3~オールドケンプトン蒸溜所

Posted by tsurukame1122 on 10.2018 研修   0 comments   0 trackback
次に行った蒸溜所は
オールドケンプトンOld Kempton
つい先月までレッドランズRedlandsという名前でした。
入り口の小さな看板はオールケンプトンになってましたが、
商品のラベルもレッドランズのままですし、HPもレッドランズのまま。
日本だと社名変更すると夜中に看板取り換えたりしてますが、自由ですよね。
タスマニアの蒸溜所も閉鎖したり、再開したり、
新しいのができたら、資本が変わったり
今成長の真っ只中だそうです。

案内されたのはこんな感じの民家的な建物
レッドランズ入り口
以前は、大富豪の家とか?役所とか?に使われてたらしいです。
レッドランズ外観
↑ネットから拝借

まずは、ランチ
ランチ
暖炉があったりいかにも豪華な家的な佇まい
食事中にオーバーリームOvereemというタスマニアウイスキーを頂く
テーブルの真ん中に置いてあるボトル。写真撮り忘れてすいません。
ポートワイン樽熟成で美味しかったのですが、どこの酒屋にも置いてなくて買えませんでした。残念。

建物は立派なのですが、蒸溜設備があるのは裏の倉庫的なところ。
ポットスチル
実は現在新工場建設のため、今回見学した蒸溜設備はテンポラリーなもの
こちらの蒸溜所は「paddock-to-bottle single malt whisky」
すなわち水を汲んで穀物を育てることから始まり最後に熟成したウイスキーをボトリングするまで
すべて自社で行う、ということをモットーにしているので
もろみを作る工程も本来あるのですが、
あいにく現在はテンポラリー工場のため
ホバートのラストライツ醸造所が作ったもろみ(アルコール度数6%)を買って使用しているとのこと。
将来的に稼働する予定のモンティング設備もすぐそばにあったので
ちょうど転換期に訪れたというわけですね。

さて、裏の倉庫みたいなところに机があって、
蒸留機が2台あって、ほぼ全部手作業で一人の職人がやってました。

奥にあるのが初溜釜
その手前にある銅製の筒状のものがコンデンサー
ポットスチルから出てくるアルコールをたくさん含む蒸気を冷やして液体にする設備
そして液体になって下から管を通って出てくるのですが、
そのろ過の仕方が超原始的
ろ過
布の上を通してろ過!びっくり!
さらにコンデンサーの横に立てかられた2本の木の棒が見えると思いますが
これをこのステンレスの缶に入れて目印まで到達したら蒸溜終了だそうです。
超原始的!その2!
初溜からでてくる液体は、アルコール度数20%程度でローワインと呼ばれるのですが、
試飲したのですがなかなか筆舌に尽くしがたい味でした。(端的にいうとまずい!)

そのローワインを再留釜に入れて、さらに蒸溜します。
再留釜
小さいですよね。マダムの身長と大差ない。
1再留釜2
ここから出てくる液体が60~70%程度のアルコール度数で
ニューポットと呼ばれるものです。
コンデンサー
左側にステンレスの板があると思いますが、
これがコンデンサーです。
開けてみると蛇腹になっていて、ここを液体が通って冷やす超原始的その3です。
初溜釜
蒸気圧が強すぎると爆発してしまうので、たまに真ん中の窓を開けるそうです。
蒸溜中の釜の内部を見れるなんてなかなか経験したことない経験でしたが、
どこも機械的に内部圧力を計算していて、丁度の圧力を保っているのですが、
たまに窓を開けて蒸気圧をコントロールするなんてかなりの職人技です。

となりに熟成庫
ここも20リットルとかの小さい樽がメイン。
小さい樽だと熟成も早いと言われますが蒸発も早く
ここの蒸溜所は20リットルだと2年半の熟成が基準らしいです。
3熟成庫2

ちなみにこちらの蒸溜所ではオーストラリアの木材であるレッドガム(ユーカリの一種)を
使用した樽で熟成したウイスキーも近々発売されるらしい
色々なことにチャレンジしているようです。
redgum.jpg
EXシェリーのレッドガム樽のウイスキー

そして、テイスティング
写真撮影失念。ほんとすいません。
レッドランズピノ
↑ネットから拝借

ウイスキーの定番商品は
タスマニアのピノ・ノワール樽での4年熟成
ワイン樽で熟成の熟成したベリーのような甘酸っぱさは感じるものの
4年熟成という短さのせいかアルコール臭というか
樽の風味とアルコール風味のアンバランス感がちょっと気になった。
さらに500mlで2万円以上するという高級酒
オールドケンプトンに変わったのにラベルはレッドランズのままで
のちにプレミアムつくかななんて思いましたが、購入は断念。
オージー仕入れ苦戦中です。

(つづく)

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