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オーストラリア研修 その1~アーチーローズ蒸溜所

Posted by tsurukame1122 on 07.2018 研修   0 comments   0 trackback
先週は1週間お休みをいただきまして
オーストラリア、主にタスマニアウイスキーの蒸溜所などを見学してきました。
意外と知られておりませんが、タスマニアウイスキーの歴史は古く
近年では世界的に評価の高いウイスキーを作っています。
現地で勉強してきたことをいくつかご報告させていただきます。

アーチーローズ蒸溜所
タスマニアに行く前に気になっていたので寄らせていただきました。
シドニー中心から車で20分ほどの住宅街の中の
こじんまりとしたショッピングモールの一角にあります。
通路を挟んで右側に蒸溜設備、左側にバーがあります。
アーチーローズ入り口
↑おしゃれな学校みたいな佇まい

早速ツアー開始
モルトウイスキーの最初の工程と言えば、
大麦を発芽させて、糖の分解酵素を活性化させることです。
俗にいうモルティングですね。
オーストラリアでは、自家製麦はほとんど行っていなく
モルティング業者から買っているみたいです。
しかし、モルトと言うとピートとノンピートが大きな区分けですが
こちらではチョコレートモルトという焙煎したモルトがあり
食べてみるとほろ苦くて、コーヒーのようです。
モルト
↑右手前のがチョコレートモルト

そして、モルトを粉砕して、お湯を加えて麦汁(マッシュ)を作ります。
マッシュタン
↑マッシュタン

できあがったウォッシュに酵母を加えてもろみ(ウォート)を作ります。
大麦の持つ糖分を酵母が食べてアルコールと二酸化炭素に分解します。
ウォッシュバック
↑ウォッシュバック

普通は2日ぐらいですが、ここでは1週間ぐらい発酵させるとか。
発酵時間が長いと、アルコール発酵に疲れ果てた酵母の死骸を
乳酸菌が食べて、乳酸菌が活発になるのでもろみの酸味が強くなります。
その酸味でできあがりのスピリッツがクリーンな風味になるような?
出来上がりのもろみは5~6%とアルコール度数低め
スコットランドは7~9%ぐらいだったような。

ウォッシュ
↑ウォート チョコレートモルトのせいか色も茶色い

そして、蒸溜
水よりアルコールのほうが沸点が高いので
先に蒸発したアルコール蒸気を冷却してアルコールを抽出します。
1回目の蒸溜で3倍の20%程度のアルコール度数に濃縮し
2回目でさらにその3倍の60~70%にまで濃縮します。
ポットスチル
↑小さめのポットスチルが二つ

ちなみにこちらの小さいポットスチルはジン用だそうです。
ジン用ポットスチル

そして、できあがりのスピリッツを樽の中で熟成
熟成樽

隣接するバーの客席の隣においてたりとか。
別に熟成庫があるとは言ってましたが、
スコットランドや日本のように税金が厳しくないのかその辺においてある感じ。
ポートワイン、バーボン、シェリーなどの空樽を輸入して
それらを組み替えて100リットルほどの小さな樽にしているとのこと
シェリー樽とかだと組み替えずに樽にシェリーがしみ込んでるまま
使われるのが一般的ですが、そんな使われ方はしていない様子でした。
樽が小さいので熟成期間も4年ほど。
ま、新しい施設なので長期熟成の原酒はありませんでした。

そして、最後にテイスティング
テイスティング

ウイスキーは定番商品がなく
一番右の白いボトルがライ麦で作ったホワイトライという
熟成をする前のライスピリッツ(ライ麦焼酎みたいな感じ)
それと、ジンを2種類に、ウォッカ
折角だから、1本買おうと思ったがジンで1万円ぐらいするので断念。
オーストラリア物価凄い高いです!
近くにクラフトブリューワーリーがあったので
お疲れのビール
この旅一杯目です!
最後のビール

次はタスマニアです!


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