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「スモーキーフレーバー」って何?

Posted by tsurukame1122 on 29.2019 いまさら聞けないウイスキーの話   0 comments   0 trackback
「スモーキーフレーバー」
スモーキーな香り、ヨード臭、薬品臭、正露丸のような、など
ウイスキーのフレーバーを示す表現でありますよね。
特にスコットランドのアイラ島で作られるラフロイグとかアードベッグとかで
それらのフレーバーは有名です。
では、その特徴的なフレーバーはどうやって作られるのでしょうか?
今回は、「スモーキーフレーバー」です。

以前「モルト」の説明の際にお話ししましたが、
ウイスキー作りには大麦を発芽させる必要があります。
そのまま放っておくと芽がどんどん育っていってしまうので
乾燥させて芽の発育を止めて保存できる状態にします。
その時に使うのが「ピート」と呼ばれる泥炭です。
Islay_Laphloaig_PeatCut
↑こんな感じでアイラ島はピートに覆われていて
それをシャベルで四角く掘って乾燥させて燃料にします。
Islay_Laphloaig_Malting1i.
↑乾燥前のモルトは水分を含んでパンパンです。
Islay_Bowmore_ピート焚きi
↑これをピートを燃やして下から燻します。
炎はほとんど出ずに煙だけ出ます。
この火の上部に網の上に敷かれたモルトがあり燻してモルトを乾燥させます。
この時の煙でモルトにいわゆるスモーキーなフレーバーが付きます。
Islay_Laphloaig_Malting3i
↑そしてこれが乾燥させた後のモルト
試食しましたがほんのり燻された香りがしてポリポリ、サクサクしたスナック菓子のようでした。

このピートで燻す工程を経て、モルトにスモーキーなフレーバーが付くんですね。
現在は、機械的に熱風で大麦麦芽を乾燥させており
ごくわずかな蒸溜所でしかピートは使われていませんが、
その昔スコットランドの蒸溜所では麦芽の乾燥にはピートが使われることが当然だったので
殆どのウイスキーがスモーキーだったそうです。

ちなみにピートはウイスキー作り以外にもいろいろな用途に使われています。
今でもアイラ島ではピートが生活の中で使われていて
お湯を沸かしたり、ストーブに使ったりしているそうです。
昔からある木炭、石炭と同じですね。

それではまた次回!

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ウイスキーをメインに扱う人形町のバーです。常時250種類以上のウイスキーをご用意しております。テーブルチャージ・サービス料等一切いただいておりませんので、お飲み物1杯からでもお気軽にお立ち寄りください!

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